肩こりや疲れやすさが気になる方に、
「呼吸が浅くなっていませんか?」
とお話しすることがあります。
では、呼吸と食事にはどんな関係があるのでしょうか?
「これを食べれば呼吸が深くなる」という食品があるわけではありません。
大切なのは、呼吸に関わる筋肉も含め、身体が正常に働くために必要なエネルギーや栄養素を毎日の食事から摂ることです。

横隔膜も「筋肉」です
呼吸の主役となる横隔膜は筋肉です。
そして筋肉を動かすためにはエネルギーが必要です。
私たちの身体では、食事から摂った糖質・脂質・たんぱく質などを利用して、
細胞が活動するためのエネルギーをつくっています。
だからこそ、
「痩せたいからご飯をほとんど食べない」
「朝食はコーヒーだけ」
「昼食はサラダだけ」
と極端に食事を減らすことは、健康的な身体づくりという意味ではおすすめできません。
① エネルギー源となる炭水化物
ご飯などに含まれる炭水化物は、身体の主要なエネルギー源の一つです。
痩せたいからといって完全に避けるのではなく、活動量や体格などに合わせて適量を摂ることが大切です。
特に食事量を減らし過ぎて、
「夕方になるとぐったりする」
「甘いものが無性に欲しくなる」
という方は、1日の食事全体を一度見直してみましょう。
② 身体をつくるたんぱく質
筋肉を構成する材料となるのがたんぱく質です。
魚、豆腐、納豆など、さまざまな食品から摂ることができます。
「たんぱく質=たくさん摂れば良い」ではありません。
1食に極端に偏らせるのではなく、ご自身の身体の状態に合わせて毎日の食事に取り入れることが大切です。
③ エネルギー代謝を支えるビタミン・ミネラル
食べたものから身体がエネルギーを利用していく過程には、
さまざまなビタミン・ミネラルが関わっています。
例えばビタミンB群、鉄、マグネシウムなどです。
だからこそ、単品だけの食事ではなく、
ご飯+魚や大豆製品+野菜+きのこ+海藻+味噌汁
など、さまざまな食品を組み合わせることをおすすめしています。
「疲れやすい=酸素不足」とは限りません
「疲れやすいから酸素が足りていない」
とは一概には言えません。
睡眠不足、ストレス、運動不足、食事量の不足など、疲労にはさまざまな原因があります。
一方で、鉄が不足して貧血になると、ヘモグロビンによって酸素を運ぶ能力が低下し、
疲労感や息切れなどが現れることがあります。
特に女性で、
・強い疲労感が続く
・動悸や息切れがある
・めまいがある
・顔色が悪いと言われる
などがある場合は、「食事で何とかしよう」と自己判断する前に、
一度健康診断の結果を見てみたり、医療機関で血液検査を受けることも大切です。
外側から整え、内側から育てる
癒和(YUWA)が食事を大切にしているのは、
施術だけで身体がつくられているわけではないからです。
サロンでは、姿勢・筋肉・胸郭・呼吸など身体の外側から整える。
ご自宅では、食事・睡眠・運動など毎日の生活から身体を支える。
外側から整え、内側から育てる。
食べないことで体重だけを落とすのではなく、
身体に必要なものを食べながら、疲れにくく動きやすい身体をつくっていく。
それが癒和(YUWA)が考える「食事改善」です。
まずは「何を減らそう?」ではなく、
「今の私の身体に必要なものは足りているかな?」
という視点から、毎日の食事を見直してみませんか?
※強い疲労感、息切れ、動悸、めまいなどが続く場合は、
食事だけで対処せず医療機関へご相談ください。
また、腎臓病などで食事制限を受けている方は、医師・管理栄養士の指示を優先してください。
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